本記事では、グローバルサイトをリニューアルする際に注意すべきポイントを解説しています。海外に拠点を置いている企業の担当者で、グローバルサイトの更新を検討している方は必見です。
グローバルサイトをリニューアルする場合、本社が統括しているのであれば海外現地法人とスムーズに連携を図ることができます。しかし、各国それぞれで運営してしまっている場合、コミュニケーションエラーが発生する恐れがあります。そのためグローバルサイトを運用する際には、主体となるのは本社が行うことが無難です。
また外注している場合にも、委託先の担当者との間に自社のWeb担当者が立ってコミュニケーションを図る必要があります。
グローバルサイトをリニューアルする際には、ドメインの整備が行われているかを確認しましょう。リニューアル後にドメインが変更になった際、パンフレットや商品パッケージに記載されているURLが正しく機能しない恐れがあるからです。
そのためリダイレクト設定を施し、スムーズにサイトに移動できるようドメイン整備を行う必要があります。
世界でビジネスを展開するなら、各国の文化や商流に合わせた情報発信が重要。自社サイトをグローバル仕様に再構築するのは、もはや必須と言えるでしょう。とはいえ、達成したい目的次第で構築依頼におすすめの会社は変わってきます。
このサイトではグローバルサイト構築実績を有した会社からピックアップしてご紹介しているので、ぜひ依頼先探しの参考にしてみてください。
グローバルサイトをリニューアルする際にCMSを導入しておくとURLやファイル名を変更した際にリンク切れを起こさないというメリットがあります。またリニューアル後の更新時にもデザインやレイアウトの品質が標準化され、コンテンツを増やしていくことが容易になります。
コストがかかってしまうことはデメリットですが、内製化につながるメリットがあります。
グローバルサイトをリニューアルする際の注意点は、中長期計画を立てることと、制作期間が1~2年ほどかかることです。まず、企業としてグローバルサイトをどのように活用していくのかという中長期計画を立てる必要があります。会社の規模や部署の数にもよりますが、一般的に3ヶ月~半年ほどの時間をかけて計画の合意を獲得します。
その後、グローバルサイトの構築を行い、公開します。公開後は適宜コンテンツや機能を追加し、訪問するユーザーが必要な情報を獲得できるよう尽力しましょう。
グローバルサイト構築の専門メディア「デジブラ」では、独自調査により構築実績を有する50社をピックアップ。その中から代表的な3つの構築目的別に、実績の多い会社を選出しています。
本当に優れた製品の実力を
他国の人に伝えたい!
売上規模50億から5兆円のBtoB製造企業170社を支援してきた実績から、BtoB製造業を熟知した会社と言えます。
ローカルサイトも含めた制作・運用を推進できるのが強みで、現地支社を巻き込みながらの進行やシステム構築も得意としているため、戦略立案や企画・プロジェクト運営を相談したいメーカーにおすすめです。
現地の美意識に寄り添い
商材の価値を表現したい!
自社スタジオでの映像制作で、人の美意識に働きかけるような表現を得意としています。
化粧品や装飾品・ファッションなどおよそ30社以上の美容・アパレルメーカーのサイト構築実績を有しており、言語化できない「美しさ」を、映像コンテンツで広く伝えていきたい会社におすすめです。
海外の食文化に配慮しながら
食材の魅力を広めたい!
海外ならではの食文化や、食のタブーに配慮したサイト構築の実績を持ち、大手食料品メーカーからの依頼にも応えられる実力を有する会社です。
成分や栄養価などの情報を、食文化を知るプロが正しく多言語化し、食流通の法規制を守って適切にクリアした上で、ブランド価値を世界中に拡げていく支援に期待できるでしょう。
選定条件:
Google検索「グローバルサイト 構築」の検索結果の165社から、事業としてグローバルサイトの構築を行っていることが公式サイトに記載されている50社を絞り込んだ。(調査日:2024年8月23日)
・イントリックスの選定理由:製造業の海外ビジネス促進を目的としたグローバルサイト構築実績が、50社のなかで最も多い会社として選出。
(※1 参照元:イントリックス サービスサイト|https://www.intrix.co.jp/lp/global-website-strategy/)
・ミツエーリンクスの選定理由:映像やビジュアルを活用したPRを目的としたグローバルサイトの構築実績が、50社のなかで最も多い会社として選出。
(※2 参照元:ミツエーリンクス 公式サイト|https://www.mitsue.co.jp/our_work/projects/past_projects.html)
・あとらす二十一の選定理由:採用強化を目的とした企業サイトを、グローバルサイトとして再構築した実績が50社のなかで最も多い会社として選出。
(※3 参照元:あとらす二十一 公式サイト|https://at21.jp/works/maker.html)