本記事では、グローバルサイト構築の制作事例を詳しく紹介しています。サイトを構築する際には、ターゲットに設定した国の言語切り替えボタンや地域性を考慮したデザインを採用することが重要です。実際の制作事例を見て、自社のグローバルサイト構築に活かしましょう。
トヨタ自動車のグローバルサイト(https://global.toyota/en/)では、利用している人に向けて日本語と英語を展開しています。右上にあるバナーをクリックすると簡単に日本語と英語に切り替えられ、操作性に優れている点が魅力です。
またグローバルナビにカーソルを合わせて動かすと、カテゴリー別にタブが表示されます。ページを移動しなくてもカテゴリ別のサイトの行き先を決められる点が、UIにおいて有効的です。
参照元:Media Theater(https://www.media-theater.com/blog/globalsite-case/)
パナソニック(https://holdings.panasonic/global/)は、エアコンや洗濯機などといった白物家電分野をはじめ、照明器具・配線器具などの住宅設備分野や、リチウムイオン二次電池などの車載分野などを製造しているメーカーです。
言語の切り替え機能をフッター近くに設置し、UIを重視していることが特徴です。商品販売やブランディングという目的から、グローバルネットワークとして世界89の国と地域に向けたローカルサイトを用意しています。
参照元:Media Theater(https://www.media-theater.com/blog/globalsite-case/)
世界でビジネスを展開するなら、各国の文化や商流に合わせた情報発信が重要。自社サイトをグローバル仕様に再構築するのは、もはや必須と言えるでしょう。とはいえ、達成したい目的次第で構築依頼におすすめの会社は変わってきます。
このサイトではグローバルサイト構築実績を有した会社からピックアップしてご紹介しているので、ぜひ依頼先探しの参考にしてみてください。
サムスン電子(https://semiconductor.samsung.com/jp/)は、大韓民国の京畿道水原市に本社を置いている総合家電・電子部品・電子製品メーカーです。右上に言語切り替えボタンを設置しており、ページ内で言語切り替えができます。
グローバルナビはすべてタブ化されており、ページ内で完結するため、UIを重視していることはわかります。ただ、TOPページ内に記載する情報量が多く、初見ユーザーは混乱する可能性が高いです。
参照元:Media Theater(https://www.media-theater.com/blog/globalsite-case/)
資生堂(https://corp.shiseido.com/en/)は、日本の東京都中央区に本社を置き、化粧品の製造・販売を主な事業としているメーカーです。左上部分には日本語と中国語を切り替えられるナビゲーションがあり、中国市場を非常に重視するサイト構成であることがわかります。
ブランドカラーである赤色と背景に使われている白色を基調としながらも、欧州では高級感を感じやすい青などの寒色がバランスよく採用。非常に洗練されて落ち着いたイメージが感じ取れる配色になっています。
参照元:Media Theater(https://www.media-theater.com/blog/globalsite-case/)
グローバルサイト構築の専門メディア「デジブラ」では、独自調査により構築実績を有する50社をピックアップ。その中から代表的な3つの構築目的別に、実績の多い会社を選出しています。
本当に優れた製品の実力を
他国の人に伝えたい!
売上規模50億から5兆円のBtoB製造企業170社を支援してきた実績から、BtoB製造業を熟知した会社と言えます。
ローカルサイトも含めた制作・運用を推進できるのが強みで、現地支社を巻き込みながらの進行やシステム構築も得意としているため、戦略立案や企画・プロジェクト運営を相談したいメーカーにおすすめです。
現地の美意識に寄り添い
商材の価値を表現したい!
自社スタジオでの映像制作で、人の美意識に働きかけるような表現を得意としています。
化粧品や装飾品・ファッションなどおよそ30社以上の美容・アパレルメーカーのサイト構築実績を有しており、言語化できない「美しさ」を、映像コンテンツで広く伝えていきたい会社におすすめです。
海外の食文化に配慮しながら
食材の魅力を広めたい!
海外ならではの食文化や、食のタブーに配慮したサイト構築の実績を持ち、大手食料品メーカーからの依頼にも応えられる実力を有する会社です。
成分や栄養価などの情報を、食文化を知るプロが正しく多言語化し、食流通の法規制を守って適切にクリアした上で、ブランド価値を世界中に拡げていく支援に期待できるでしょう。
選定条件:
Google検索「グローバルサイト 構築」の検索結果の165社から、事業としてグローバルサイトの構築を行っていることが公式サイトに記載されている50社を絞り込んだ。(調査日:2024年8月23日)
・イントリックスの選定理由:製造業の海外ビジネス促進を目的としたグローバルサイト構築実績が、50社のなかで最も多い会社として選出。
(※1 参照元:イントリックス サービスサイト|https://www.intrix.co.jp/lp/global-website-strategy/)
・ミツエーリンクスの選定理由:映像やビジュアルを活用したPRを目的としたグローバルサイトの構築実績が、50社のなかで最も多い会社として選出。
(※2 参照元:ミツエーリンクス 公式サイト|https://www.mitsue.co.jp/our_work/projects/past_projects.html)
・あとらす二十一の選定理由:採用強化を目的とした企業サイトを、グローバルサイトとして再構築した実績が50社のなかで最も多い会社として選出。
(※3 参照元:あとらす二十一 公式サイト|https://at21.jp/works/maker.html)